NARO栽培管理支援API11 大豆 発育予測: SoybeanGrowthPrediction
- 更新日 2024-10-21
概要
API名称
説明
「NARO栽培管理支援API」は、予報値を含む気象データを活用して水稲、小麦、大豆の発育予測情報、適切な施肥量や施肥時期、病害の発生予測情報などの、作物の栽培管理を支援する様々な情報を提供するAPIで多数のメソッドを含んでいます。
「栽培管理支援API11:大豆 発育予測」は、NARO栽培管理支援APIの1メソッドです。大豆の発育ステージを予測することで、過乾燥の影響が出やすい開花~子実肥大の発育ステージ予測や、各地の気象条件や輪作体系などの多様な栽培条件での作期の策定などに貢献します。圃場の緯度・経度、品種、播種日などに基づいて、気象データと発育予測モデルを使用して、出芽日、開花日、子実肥大開始日、成熟開始日の予測を行います。当該年の気象データと気候平年値を用いた予測を行っているため、発育の進行状況を平年と比較することも可能です。
データの更新頻度
カテゴリー
添付ファイル
関連メソッド
- NARO栽培管理支援API01 水稲 発育予測: RiceGrowthPrediction
- NARO栽培管理支援API02 水稲 収穫適期診断: RiceHarvestInformation
- NARO栽培管理支援API03 水稲 高温登熟障害対策・追肥診断:RiceAdditionalFertilizerInformation
- NARO栽培管理支援API04 水稲 冷害リスク情報: RiceColdDamageRiskInformation
- NARO栽培管理支援API05 水稲 紋枯病発生予測:RiceSheathBlightPrediction
- NARO栽培管理支援API06 水稲 稲こうじ病発生予測: RiceFalseSmutPrediction
- NARO栽培管理支援API07 水稲 あきだわら栽培管理支援:RiceAkidawaraCultivationInformation
- NARO栽培管理支援API08 水稲 移植適期診断: RiceTransplantationInformation
- NARO栽培管理支援API09 小麦 発育予測: WheatGrowthPrediction
- NARO栽培管理支援API10 小麦 子実水分・穂発芽危険度予測:WheatGrainMoisuturePredition
- NARO栽培管理支援API12 大豆 潅水支援: SoybeanIrrigationSupportInformation
- NARO栽培管理支援API13 共通 発育予測モデル調整:GrowthPredictionModelAdjustmentInformation
- NARO栽培管理支援API15 水稲 幼穂発育予測: RicePanicleDevPrediction
- NARO栽培管理支援API16 水稲 直播発育予測: RiceGrowthPredictionDS
- NARO栽培管理支援API18 共通 発育予測モデルパラメータ決定: PhenologyModelParameterization
- NARO栽培管理支援API21 水稲 発育予測(幼穂観察による補正機能付き):RicePhenologyPredictionWithRealtimeAdjustment
- NARO栽培管理支援API23 雑草発育予測: WeedGrowthPrediction
- NARO栽培管理支援API24 水稲 高速発育予測: HighSpeedRiceGrowthPrediction
リクエスト
URL
https://api.wagri.net/API/Individual/NIAES/AGMIS/SoybeanGrowthPrediction
説明
大豆の発育予測を実行する栽培管理支援APIのメソッド。メソッドを呼び出す際のHTTPリクエストのボディは、JSON 形式です。リクエストボティは、栽培地の緯度・経度、移植日などの栽培データと品種情報などで構成されます。パラメータ値にもとづき、開花日などの発育予測情報が利用者側に返されます。
HTTPメソッド
パラメータ
メソッドを呼び出す際のHTTPリクエストヘッダ―や入出力パラメータについては、「気象情報とICTを活用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援API標準作業手順書」を参照してください。
呼出例
呼び出し時のリクエストボディの例:
{ "lat": 36.0103, "lon": 140.0205, "soyid": 1, "cropid": 2, "varid": 0, "default_param": true, "sd": "2023-06-15" }
レスポンス
レイアウト
HTTPレスポンスのボディはJSON形式となります。
出芽日(ed)、開花日(fd)、子実肥大開始日(pd)、成熟開始日(md)の予測値と、日々の発育の進行を表すDVS値(出芽日に0、開花日に1、子実肥大開始日に1.2、成熟開始日に2の値を取る連続的な変数)が出力されます。また、dvs1は出芽日~開花日、dvs2は開花日~子実肥大開始日、dvs3は開花日~成熟開始日の予測を示し、全てを繋げた結果はdvs_daysに出力されます。
レスポンス例
{ "ed": "2023-06-21", "fd": "2023-08-11", "pd": "2023-09-08", "md": "2023-10-27", "dvs1":[[0, "2023-06-21", 0 ], [1, "2023-06-22", 0.012 ], [2, "2023-06-23",…], "dvs2":[[0, "2023-08-11", 1 ], [1, "2023-08-12", 1.005 ], [2, "2023-08-13",…], "dvs3":[[0, "2023-08-11", 1 ], [1, "2023-08-12", 1.005 ], [2, "2023-08-13",…], "dvs_days":[[0, "2023-06-21", 0 ], [1, "2023-06-22", 0.012 ], …], "cultivar": "フクユタカ" }
ステータスコード
コード | 値 | 値の説明 |
---|---|---|
200 | OK | 処理成功 |
400 | Bad Request | HTTP リクエストのデータが不正 |
401 | Unauthorized | 認証エラー |
403 | Forbidden | アクセス権限がない |
404 | Not Found | HTTP リクエストで指定されたメソッドが存在しない |
500 | Internal Server Error | その他のエラー |