有機質資材肥効見える化API(窒素肥効):FertilizerEffectInformationN
- 更新日 2023-09-28
概要
API名称
説明
資材の種類・量・特性、施用期間の施用地点の土壌温度・土壌水分などを入力データとして受け取り、施用日からの日単位の窒素(N)肥効量及びその積算値を返す。APIに実装した数理モデルは入力情報に基づき日単位で異なる肥効量を算出する。
データの更新頻度
カテゴリー
添付ファイル
リクエスト
URL
https://api.wagri.net/API/Individual/NIAES/FertilizerEffect/FertilizerEffectInformationN
説明
資材の種類・量・特性、施用期間の施用地点の土壌温度・土壌水分などを入力データとして受け取り、施用日からの日単位の窒素(N)肥効量及びその積算値を返す。APIに実装した数理モデルは入力情報に基づき日単位で異なる肥効量を算出する。
HTTPメソッド
パラメータ
キー名 |
説明 |
データ型 |
備考 |
StartDate |
施用日 |
String |
必須 (日付、例:”20220221″) |
EndDate |
収穫日 |
String |
必須 (日付、例:”20220221″) |
MaterialAmount |
資材の施用量(現物重量) |
Number |
必須 単位は(kg) 施用する資材からの肥効を算出するため、施用量は面積当たりに限定されない。 |
MaterialType |
資材の種類 |
Number |
必須 1牛ふん堆肥、2豚ぷん堆肥、3鶏ふん堆肥、4植物油かす、5魚かす、6骨粉、7米ぬか、8イネ科(ライムギ、エンバク、セイヨウチャヒキ)、9イネ科(ソルガム、スーダングラス)、10アブラナ科(シロカラシ、キカラシ)、11マメ科(ヘアリーベッチ、クリムソンクローバー)、12マメ科(クロタラリア)、13キク科(ヒマワリ) なお、1~3は家畜ふん堆肥、4~7は市販資材、8~13は緑肥 |
MaterialAtt |
資材の特性(複数) |
object |
必須 ※MaterialAttの通り |
Coefficient |
モデルの係数・定数(複数) |
object |
必須 ※Coefficientの通り |
SoilTempList |
土壌温度リスト |
Number[n] |
n=収穫日 – 施用日 必須 施用日から収穫前日までの値を入力し、収穫日の値は入力しない。 |
SoilWaterList |
土壌水分リスト |
Number[n] |
n=収穫日 – 施用日 必須 施用日から収穫前日までの値を入力し、収穫日の値は入力しない。 |
ResultType |
出力値の種類(複数可) |
Number[n] |
1:「施用前(施用初期)の肥効」 |
※MaterialAtt
サブキー名 |
説明 |
データ型 |
備考 |
MC |
資材の含水率 |
Number |
単位は(%)、0を入力可とする。資材の種類に応じたデフォルト値も選択できる。 入力値なしの場合はnullとして、そのデフォルト値を利用する。 |
ADSON |
ADSON窒素量 |
Number |
単位は乾物あたりのmg-N/g、資材の種類に応じたデフォルト値も選択できる。 入力値なしの場合はnullとして、そのデフォルト値を利用する。 |
TN |
資材の全窒素含有率 |
Number |
単位は乾物あたりの(%)、資材の種類に応じたデフォルト値も選択できる。 入力値なしの場合はnullとして、そのデフォルト値を利用する。 |
Nm |
資材の無機態窒素含有率 |
Number |
単位は乾物あたりの(%)、資材の種類に応じたデフォルト値も選択できる。 入力値なしの場合はnullとして、そのデフォルト値を利用する。 |
※Coefficient
サブキー名 |
説明 |
データ型 |
備考 |
a1 |
モデル式パラメーターα1 |
Number |
資材の種類に応じたデフォルト値も選択できる。 入力値なしの場合はnullとして、そのデフォルト値を利用する。 |
Q10 |
地温関連の係数 |
Number |
資材の種類に応じたデフォルト値も選択できる。 入力値なしの場合はnullとして、そのデフォルト値を利用する。 |
b |
土壌水分関連の係数 |
Number |
資材の種類に応じたデフォルト値も選択できる。 入力値なしの場合はnullとして、そのデフォルト値を利用する。 |
kd |
資材のモデル式パラメーターk |
Number |
資材の種類に応じたデフォルト値も選択できる。 入力値なしの場合はnullとして、そのデフォルト値を利用する。 |
呼出例
レスポンス
レイアウト
キー名 |
説明 |
データ型 |
備考 |
ExitCode |
処理結果コード |
Number |
※ExitCodeとMessageの通り |
StartDate |
施用日 |
String |
入力値と同様(正常終了以外の場合は空白) |
EndDate |
収穫日 |
String |
入力値と同様(正常終了以外の場合は空白) |
Initial |
施用前(施用初期)の肥効 |
Number |
単位は施用量あたりのkg-N ExitCodeが0以外の場合や出力値の種類に指定されない場合、[](空) |
DailyList |
施用日から収穫前日までの日単位の肥効 |
Number[n] |
単位は施用量あたりのkg-N 、[n]:n は データ数 = 収穫日 – 施用日 収穫日は作物が生育しないとみなし、値を出力しない。 |
CumList |
施用前と施用日から収穫前日までの肥効の積算値 |
Number[n] |
単位は施用量あたりのkg-N 、[n]:n は データ数 = 収穫日 – 施用日 収穫日は作物が生育しないとみなし、値を出力しない。 |
Message |
処理結果メッセージ |
String |
※ExitCodeとMessageの通り |
レスポンス例
入力値: { "StartDate": "20210122", "EndDate": "20210223", "MaterialAmount": 100, "MaterialType": 1, "MaterialAtt":{"MC":54.4,"ADSON":10.3,"TN":2.22,"Nm":0.18}, "Coefficient":{"kd":0.00808,"a1":1595.204,"Q10":1.47,"b":0.189}, "SoilTempList": [15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15,15], "SoilWaterList": [40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40,40], "ResultType":[] } 出力値: { "CumList": [ 0.08234015859388168, 0.08259915041504962, 0.08285698069630641, 0.0831136546469863, 0.08336917745306048, (途中省略) 0.08985148729194094 ], "DailyList": [ 0.0002601585938816846, 0.0002589918211679417, 0.0002578302812567953, 0.00025667395067990157, 0.0002555228060741689, (途中省略) 0.00022631963584305881 ], "EndDate": "20210223", "ExitCode": 0, "Initial": 0.08207999999999999, "Message": "正常終了", "StartDate": "20210122" }
ステータスコード
ExitCode(値) |
Message(内容) |
0 |
正常終了 |
1 |
入力パラメータ不正 |
2 |
計算処理失敗 |
9 |
予期しないエラーが発生 |